「写 真」は一期一会の宝もの 36



緑 の 中 を

 南北に細長い京都府の中間地点のやや東よりにある南丹市美山は三国岳、頭巾山、長老山などの山々に囲まれ、その山あいを縫うように、由良川の源流が町の中央部を流れています。


 川に沿って建てられた民家の多くは昔ながらの茅葺き民家で、北地区には40棟近い茅葺き家屋が集まり、その数は岐阜県白川郷、福島県下郷町に次いで全国で3番目に多く、平成5年、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されました。


 茅葺き民家だけでなく周囲の森林や田畑など春夏秋冬を通じ、日本の原風景とも言える農村風景や美しい由良川の河川風景などを、日本風景街道として登録されている沿道から眺めることができます。


 写真はいずれも平成17年の保事協フォトクラブ撮影会での作品です。 写真のお好きな先生方奥様方、フォトクラブに入会して下さいませんか。


                        栗原 眞純

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