「写 真」は一期一会の宝もの 21






雪 中 金 閣

 昨年2月、雪の日の午後、金閣寺へ行きました。雪の金閣をひとめ見ようと世界中からの旅行者で一杯でした。

 私が金閣を始めて撮影したのは1955年頃です。金閣寺修行僧による放火で、外部に保管されていた屋根の鳳凰(一番下にある写真)を除いて全てが炎上したのは1950 年のことです。焼失前の国宝金閣寺の姿は記憶にありません。

 焼失前の金閣の写真は下のURL@ABにあるのでクリックしてご覧下さい。 Bは立体写真ですがあまり良い写真ではありません。  

  http://www2c.airnet.ne.jp/kawa/ に、裸眼立体視の方法と立体視出来る多くの画像があります。興味のある方はご覧になって下さい。ただし、斜視の誘因になるおそれがあるので見過ぎないようにして下さい。

@ http://pds.exblog.jp/pds/1/200803/17/18/d0153518_7435836.jpg
A http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/6e/Kinkakuji,_1893.jpg
B KinkakuRittai.jpg

 東京国立近代美術館所蔵の有名な日本画、川端龍子作「金閣炎上」では、鳳凰が炎に包まれています。鳳凰はダミーだったのかなあとつまらない疑問を感じました。この絵は、KinkakuenjoR202.jpg から見られます。全てのURLは「写真は一期一会の宝もの」でググッて(Google検索して)、12月号文中のURLをクリックすれば簡単に入れます。



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