「メディアの危機・日本の危機」   栗 原 眞 純

 2022年6月、半ばコロナに負けて診療を終え、これから暇が出来るぞ、さて何をやろうかと考えて自宅に籠もりました。丁度その頃10年以上もそのままだった自宅のテレビを妻が買い換えてくれていました。見かけも操作法も以前のと全く変わっていないのに見始めてびっくりしました。youtubeの全てが簡単に見られるように進化していたのです。

 youtubeを見るようになって世界が何倍にも広がり多くのことが見えるようになって来ました。それと同時に既存のメディアからは見えないもの、つまり報じられないもの、隠しているものなどが無数にあることにも気付き、これこそメディアの危機、民主主義の危機、日本の危機だと知った驚きの一例を取り上げてみました。

 令和6年8月23日に青山繁晴参院議員が国会での記者会見で次期総理を決める自民党総裁選出馬を表明したのですがその際、公共放送である筈のNHKテレビも他のメディアもがこぞって写真や氏名から青山氏のみを省いて報道しました。省いた理由は「財務省と対峙してでも消費税減税を断行する」が青山氏の公約であったからです。増税路線まっしぐらの財務省がそんなことを許すはずがありません。その間の事情は下記URLから東京高検検事などを歴任した若狭勝弁護士が語って居ます、驚きのyoutube動画です。
https://yutura.net/channel/75522/video/i8lm-rbmJTs/?n=1 
※青山繁晴:自民党国会議員歴8年、3年連続党員獲得数1位、派閥に属さず献金0、パーティー開催0、支援団体0、後援会0を貫き、消費税減税、子育て減税、積極財政、明快な財源確保策、憲法改正、自衛隊法改正、岸田政権が出来なかった真の抜本的政治刷新など日本の自立躍進に必須の公約を掲げる。

 その後もメディアによる青山繁晴氏発言の報道規制は強く、青山氏が記者会見で話した「財務省と対峙・説得して先ず消費税減税を行う、人口減を食い止め日本を強く豊かにするためであれば財務省と雖も理解・協力してくれる筈だ」という悲痛の訴えも全く無視され報道もされず空しいものでした。結局青山議員はメディアから完全に締め出され、そのうえ財務省におもねる国会議員による強烈な推薦人引き?がしに合い指定期日までに総裁選出馬の必要条件である推薦人20名を確保出来ず総裁選に出馬出来ませんでした。青山議員に入る筈の票は青山氏の主張に最も近い政策を掲げる高市早苗氏に向くことが予想されます。

 この医報が発行される頃には次期総裁が決まり新内閣が発足しています。個人的には、青山氏同様日本を愛する国際人であり9月9日に「政治家の使命は国民の生命と財産を守り切ること、自衛隊の司令官たる総理大臣も、事あらば危険を顧みず身をもって責務の完遂に務め、もって国民の負託に答える事を誓います」などと感動の演説をされた高市早苗氏が総理に選ばれて、青山氏も高市内閣の片腕となって活躍されると良いと思っています。
 そうなれば、トランプ、プーチン、習金平、金正恩、EU諸国のBOSSと云ったしたたかな人物たちに対しても、かつての安倍晋三首相のように堂々伍して渡り合い、世界秩序の新たな構築に貢献出来ることでしょう。

 9月12日NHK会長 稲葉延雄氏の会長辞任をyoutubeニュース JPトップシークレットが報じました。NHK国際放送による不可解な中国語放送問題などもある現在、事実であれば当然のことだと感じました。