4月28日を楽しみに 伏見医報 2024年2月号 栗原 眞純 医報に政治がらみの話題を書くのはどうかと思ったのですが、ここ数週間の岸田政治、自民党政治のあまりのていたらくに刺激されて書いてしまいました。お許しください。 2022年6月、46年余の開業医生活を終えて幾分ひまになり、テレビでYOUTUBEが見られるようになり、自宅でYOUTUBE三昧の日々を過ごすことが多くなりました。 YOUTUBEを見始めて直ぐに分かったことは、これまでの普通のテレビが全く面白くないだけでなく、大切なことを報道しなくなっていたと言うことでした。 そこで、残念なことにあまり知られていない、しかし確実に起こっている(と私が感じる)日本政治の変化についてYOUTUBEから得た情報を元に書かせていただきます。 2023年6月16日、ろくに審議もしないまま自民党主導のLGBTQ法案が可決成立しました。これを知り、もはや自民党は保守足り得ないと考えた作家の百田尚樹氏とジャーナリストの有本香氏は現名古屋市長の河村たかし氏と組んで新党「日本保守党」を立ち上げました。 このことがYOUTUBEの番組「あさ8」で公表されたのも同年6月のことでしたが、以来事務総長の有本香氏を中心にYOUTUBEを使って党規約、綱領、党員規約の作成、次いで党員募集、北村晴男弁護士への顧問弁護士依頼などを行い、10月1日には記者会見を開く運びとなりました。 日本保守党の政策を簡単に挙げると@伝統を守る 歴史を守る A憲法9条改正 B消費税減税 C自由民主人権の価値観外交 D国会議員の歳費を一般国民並みにする E入管難民法の改正 F電気自動車補助金廃止 G出産育児一時金の引き上げ(国籍条項をつける) などです。 10月過ぎると折角立ち上げた「日本保守党」が実際に何時どのようにして国政に打って出るかと言う問題が検討されました。次の総選挙は何時行われるかは分かりませんでしたが案外早く絶好の機会が訪れました。2024年4月28日に衆院補欠選挙が長崎、島根、東京で行われることとなったのです。 日本保守党から初めて出す立候補者の選定が急がれました。当然当選確率の高い方でなければなりません。百田尚樹氏を兄さん、有本香氏を姉さんと呼んで「あさ8」にも度々出演されていた方で中東研究家の飯山あかり氏に白羽の矢が立ちました。YOUTUBE以外では殆ど知られていない人物でしたが、選ばれた理由は追って書きますが誠に適切な人材でした。 |
左から 有本香 百田尚樹 飯山あかり氏 |
それまでに私自身何度もYOUTUBE上でよく存じあげていた方で、既に私の好奇心「雑学欲」を満たす対象だったので内心快哉を叫んだことでした。 飯山あかり氏が日本保守党最初の国政選挙立候補予定者となることを承諾され、江東区支部長に就任されました。やる以上は自分が勝って、現政権が、貧しくて弱い国にしてしまったこの日本を、豊かで強い国に再び建て直して見せる、その為の先兵となり死ぬ気で戦う(テロで斃れる恐れ)、と言う心強い抱負を感じることが出来ました。2週間ほど前から毎日朝早くから日に何度も有明・森下交差点・東陽町駅前・豊洲ビバホーム前・「千客万来」前・南砂町スナモ・亀戸駅前・錦糸町駅前など江東区内のあちこちを精力的にまわり、辻立ち街頭演説をされています。歯切れよく、分かりやすく力強く甲高くない名演説が気持ちよく耳に入って来ます。のどがつぶれるのではないかとひやひやした思いで聞いています。下記URLから飯山あかり氏炎の演説(3月24日)が視聴出来ます。 https://www.youtube.com/watch?v=XelfYVjZAz8 4月16日の告示日までは、とにかく選挙で投票用紙に名前を書いて貰わないと話にならないので飯山あかりと日本保守党の知名度を上げるためのどぶ板選挙になります。実際には日に日に集まって来られる聴衆が増えてきているのがよく分かります。 さてここから4月28日に決まった衆院補選への対策について書いて見ます。目指すは東京15区=江東区の選挙です。東京15区と言えば怪物、小池百合子都知事の地元です。元々総理願望の強かった彼女には4月28日には自分が出馬して国会議員となり、次の自民党総裁選でも勝ってと言う総理への道筋が明確に描かれていたと思われます。 3年前の都知事選で小池氏は江東区で14万票を取ってぶっちぎりの一位当選を果たしました。今回小池氏が立候補を断念したとしても当選するには10万票以上の獲得が必要と言われています。 日本保守党が飯山あかり氏を選んだ第一の理由はこの怪物つぶしでした。東京都で圧倒的な強さを誇るこの怪物には並大抵のことでは歯が立ちません。そこで中東研究第一人者である飯山あかり氏を選んだのです。 元々小池百合子都知事にはカイロ大学首席卒業と言う学歴詐称疑惑【『女帝 小池百合子』(石井妙子 著) https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000311.000043732.html 】があります。それにもめげず、「女帝 小池百合子」出版直後の都知事選にも勝ってきた彼女ですが、飯山あかり氏の前では決定的な弱みがあるのです。 それは何故か、疑惑が事実だと言うことを当の都知事が最もよく知っているからです。 もしも小池VS飯山の選挙戦が実現したら疑惑がばれてしまう恐れがあります。こうして小池出馬を封じることが出来ると日本保守党は踏んだのです。「もしも選挙で彼女たちが争うことになったらアラビア語対決が見物ですね」と百田氏が話していました。 実のところ都知事のアラビア語能力はエジプト人の2歳児以下なのだそうです。 これで都知事の4月28日補選出馬をやめさせることが出来そうです。 実は、都知事は補選に出ないが「都民ファーストの会」の誰かが都知事推薦で出馬し、その候補に自民・公明その他が乗るのではないかと言うのがもっぱらの噂になっているようです。 補選には他にも現時点で共産党の小堤東氏、日本維新の会の金沢ゆい氏、参政党の吉川里奈氏などに加えて2021年以前の東京15区選出の衆院議員であった秋元司氏(IR汚職で逮捕、本日2024/3/23一審有罪)が有罪判決であったにもかかわらず4月28日の補選出馬を表明しています。 また、元東京15区、2021年江東区選出の国会議員であった柿沢未途氏は2024年公職選挙法違反の罪により逮捕され議員を辞職しています。このように今回の江東区補選は2代続けて自民党出身の国会議員が逮捕・起訴されると言うとんでもなくダーティーイメージのある選挙区であり、世直しを掲げるクリーンな日本保守党が初候補者を立て、初勝利を飾るに相応しい選挙区であると考えたのも当然のことでした。 小池都知事にまつわる煩雑な話を書いてきましたが、江東区には日本保守党にとって追い風となっている事象が他にもあります。媚中とも言える岸田政権や東京都の政策、たとえば中国を除く世界的視野に立って見れば、既にCO2排出・大気汚染の元凶であり、厳しい寒さに滅法弱いことがばれてしまったBEV車を1台購入すれば政府(経産省)と東京都から計130万円強の補助金が貰えます。この金の大部分がなかこくのものになるのです。 日本が豊かになるためにはなかこくではなく日本経済を逞しく牽引しているトヨタを初めとする日本の自動車産業にこそ補助金に変えて産業奨励金を払うべきだと考えます。 |
のどを壊さないように |
また、東京都は住居新築の際、屋根にソーラーパネルを取り付けることを義務付けました。日本全国で使用され、日本の自然を台無しにしているメガソーラーパネルの殆ど全てがなかこく製です。しかも、その安価なソーラーパネルを作っているのは人権弾圧で悪名高いなかこく新疆ウイグル自治区で劣悪な環境下でただ同然でこき使われている労働者です。 さらに、日本で最もなかこくからの移住者が多いのが江東区でもあります。昨今のなかこくの経済状況悪化を見越した大富豪のなかこく人が大金を持って外国に逃げ出しています。かれらはその大金にまかせて江東区などの土地を買い占め高層マンションビルを建てるのです。おかげで地価やタワマン価格も沸騰し、日本人が住みたくても買えない住めない地域の一つになりかかっています。 移民の国アメリカまでもが手を変え品を変えてやってくるなかこく人には手をやいているのです。ドイツ、フランス、イタリアなどEU諸国も移民問題にはお手上げ状態です。にもかかわらず岸田政権はさらに82万人の移民を受け入れると表明しています。彼らやその他の不法移民たちによって日本の富がどんどん失われて行くのです。日本保守党は日本を豊かにするために国情に沿った合法的な移民には反対しませんが不法移民には断固反対します。 もう一つ、今回の選挙であかり氏に有利に働くのではないかと言われているのは衆院選初とも言えるyoutubeその他のSNSを使ったネット利用の選挙戦になりそうな期待と予想があることです。 以上、ややこしい、しかし江東区の実情を知ってしまえばこの上なく大切で興味深いのが4月28日の江東区補選だと言うことが分かっていただけたのではないでしょうか。あとは4月16日告示、28日投開票の選挙を待つばかりです。万一飯山あかり氏が当選できなかった時にはお詫び申し上げます。ここまでお読みいただき本当にありがとうございました。一日で書き上げた迷文です、どうかお許し下さい。 今まで選挙の度に真の保守政党がなく、止むなく自民党に入れたり、選挙に行かなかったりしていた私のような者にとっては「日本保守党」は救いになります。豊かで強い日本の出現に期待しましょう。 4/25のyoutubeニュース:「内閣府 再エネタスクフォース資料に中国企業の透かし」 |